循環器内科
|
保険点数 |
患者さん負担(3割) |
一般の心電図 |
130点(1300円) |
390円 |
ホルター心電図 |
1750点(17500円) |
5250円 |
■心エコー
●心電図エコーとは?
心エコー検査とは、高い周波数の超音波(エコー)を用いて、心臓や血管の形・血液の流れを調べる検査です。 胸のちょうど心臓のところに超音波を当てて画面に映し出し、心臓の大きさや壁の厚さ、動き、弁の状態、機能を調べる検査です。 超音波は身体に無害で痛みもありません。
●心エコーで何がわかるのか?
超音波を当てて心臓の大きさ、動き、弁の状態、血液の流れなどを観察し、ポンプが正常に働いているかどうかを判断する検査です。 心筋梗塞や心臓肥大、弁膜症、先天性疾患などがわかります。 また、治療方法の選択、治療効果の判定、手術時期の決定などにも役立ちます。
心臓ドック
多くの方の突然死の原因として、もっとも関係しているといわれているのが心疾患です。当院では、人生100年時代を実現させるため、働き盛りの方の健康をサポートしていきます。
■心臓ドック(2次検診)とはどんな検査ですか?
検査の目的:血液検査、ホルター心電図、頸動脈エコーで、動脈硬化、心不全、心筋梗塞のリスクなどを評価します。
検査名 |
内容 |
血液検査 |
静脈から採血。 |
ホルター心電図 |
ホルター心電図検査では携帯用の小型心電計を用いて、長時間(24時間)にわたり心電図を記録します。 |
心臓超音波検査 |
心臓内部の構造、心臓壁の動き、弁膜の状態や血流に関する情報を短時間でリアルタイムに知ることができる検査。 |
頸動脈超音波検査 |
心疾患のリスクファクターの要因となる頚動脈(頭につながる血管)の動脈硬化、プラークの有無、血管壁の肥厚の程度を評価する検査。 |
運動負荷心電図※ |
運動をして心臓に負荷をかけたときの心電図に現れる変化をみる検査。 |
冠動脈CT検査※ |
冠動脈(心臓を栄養する血管)の狭窄や閉塞のリスクがあるかをみるために行われるCT検査。 |
心臓MRI検査※ |
左室の壁運動の評価、冠動脈の走行や血管の狭さ、血栓の有無を評価する検査。 |
※運動負荷心電図、冠動脈CT検査、心臓MRI検査は、血液検査、ホルター心電図、頸動脈エコーの結果、必要に応じて、実施します。
■当院で心臓ドックが受けられる方
当院では、人間ドックや検診で、無症状でも心電図や胸部レントゲンで異常があった方を対象に、心臓ドックを行っているため、検査で異常のない方は受診できません。
■心臓ドックは保険がききますか?
通常の心臓ドックは原則として、心疾患の症状がない方が疾患の有無やリスクについて調べるので、心臓ドックの費用は保険適用されません。しかし、当院の心臓ドックは、無症状でも検査で異常のあった方を対象にしているため、保険が効く場合もありますので、医師にご相談下さい。
■心臓ドックを受けた方がいい人は?(心電図異常の放置は危険です!)
以下のような人に、心臓ドックはおすすめです。
・家系に心臓病の人がいる
・生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病など)がある
・喫煙者
・過度にストレスがかかっている人
■心臓ドックを受けるべき年齢は?
心臓の検査を受けるべきなのはどういった人たちか。 脳ドックと違い実はこれには指針があって、年齢としては50歳を目安に受診するのが望ましいといわれています。