肩の痛み・腰痛(トリガーポイント注射)
実施可能日:木曜日(午前、午後)、金曜日(午後)
■トリガーポイント注射とは
当院では、トリガーポイント注射に、ネオビタカイン®注、プラセンタ、培養上清液を使用しています。
ネオビタカイン®注:局所麻酔作用および抗炎症作用により優れた鎮痛効果を発揮します。ネオビタカイン®︎注は、0.1%ジブカイン塩酸塩を主剤として、0.3%サリチル酸ナトリウム、0.2%臭化カルシウムからなる局所注射用鎮痛剤で、配合による鎮痛効果の増強が確認されています。
プラセンタ:プラセンタは免疫賦活作用や疲労回復、美肌効果などの様々な効果効能をもっており、その中に抗炎症作用があることも知られています。そこで肩こりや腰痛などの治療にも使用されるようになりました。プラセンタのトリガー注射の治療回数の目安は、1~2週間に1回程度注射をすると、肩こりや腰痛軽減が持続すると言われています。
培養上清液:エクソソームには抗炎症作用があるといわれており、炎症が起きている部分の治癒促進と痛みを抑制できる可能性があります。そのため、炎症が原因の腰痛に効果があるといえるでしょう。また、腰痛だけではなく関節・首・肩などの痛みや筋肉痛を改善できる可能性もあります。
適応:症候性神経痛、筋肉痛、腰痛症、肩関節周囲炎
注射量:肩甲部:1~2ml
胸・腰各部:1~2.5ml
その他局所(顔面など):0.5~1ml
投与間隔:痛みの改善がみられればその後は、1週間に1回のペースで行います。
注意:トリガーポイント注射療法は、疾患原因を直接治療するものではありませんが、繰り返し注射することで痛みを除去する効果が期待できます。
■トリガーポイント注射と併用して効果がある薬
1.筋弛緩薬(ミオナールなど)
2.ビタミンB群サプリ(ビタメジン)
3.痛み止め内服
4.鎮静補助薬:ノイロトロピン4T2×
5.湿布
■費用
ネオビタカイン®注(自費診療) | 1000円以内 |
プラセンタ(自費診療) | 3300円(1A) |
培養上清液(自費診療) | 29700円(1A) |
※上記の費用に、初診、再診料がかかります。自費診療の場合、初診2200円、再診1100円です。