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ホルター心電図

ホルター心電図 QR2600(Digital Quick Corder)

人間ドックや健康診断の心電図で、不整脈の指摘があった方や日常生活で、何かしらの胸部不快、動悸がある方は、適応があります。

Q.ホルター心電図が必要な人は?

A.すぐに治療が必要な不整脈や狭心症があっても全くの無症状であったり、一日に数回の期外収縮(通常のリズム意外でのリズムでの脈拍)を重く感じられる場合など、症状は人それぞれなので、何かしら症状や異常の指摘を受けられた方はホルター心電図検査をしてみられると原因が判明するかもしれません

ホルター心電図とは?

24時間かけて、日常生活中の心電図を記録する検査です。
シール式の電極を胸に貼り付け、携帯型の小型心電図記録器を腰のあたりに固定して、一日過ごしていただきます。

検査でわかること

仕事中や食事時、睡眠中も常に心電図を記録するので、
・一過性の不整脈
・狭心症発作による心電図変化 など、
短時間記録の心電図では捕らえることが難しい心電図の変化を検出するのに有用な検査です。

検査当日の流れ

  1. 上半身の服を脱ぎ、ベッドに寝て頂きます。
  2. シール式の電極を胸に4箇所または5カ所貼り付けます。装着は20分程度です。
    心電計(記録器)は腰に巻くか、肩から下げて持ち運んでいただきます。
  3. お会計を済まして、心電計(記録器)を付けたまま帰宅して頂きます。
  4. 帰宅後は、普段どおりにお過ごし下さい。
    電極を固定しているテープは医療用テープですので、日常生活や就寝中に はがれることはありません(予備のテープをお渡しすることもあります)。
  5. 検査翌日(取り付けから24時間後)に来院していただきます。
  6. 電極・記録器をはずします。
    ・検査中、胸部症状があった方は、心電図の波形を確認させていただいてから検査終了となります。
    ・検査中、胸部症状がなかった方は検査終了です。
    お疲れさまでした。

ホルター心電図検査時のお願い

  • 行動記録メモをお渡ししますので、記入をお願いします。
    ・ 1日の行動(食事時間、起床、就寝時間など)
    ・ 症状:胸痛、動悸、息切れ、めまい
    後日、心電図を解析して診断する上で重要な資料になりますので、症状があった時はできるだけ詳しく記入してください。

ホルター心電図検査を受ける際の注意点

  • 検査当日は、お風呂やシャワーに入れません。電極と心電計を濡らさないで下さい。
  • 汗をかくと電極が外れやすいため、通常通り生活をして下さい。
  • 肌がかぶれやすい方は当日、担当の技師にお知らせ下さい。
  • 電気毛布やホットカーペットの使用は避けて下さい。
  • 誘導コードや電極には、なるべく手を触れないようお願いいたします。雑音が混入し診断が困難になることがあります。
  • 検査中の食事や服薬は普段どおりでかまいません。
  • 携帯電話の使用は問題ありません。
  • 上下が分かれた洋服が便利です。
  • 胸の上部に電極を固定するテープを貼りますので、胸の大きく開いた洋服は避けてください。
  • 胸毛の濃い方は検査前に剃るかカットすることがあります。

ホルター解析装置用プログラム HS1100Std/Lite

1.スピーディーな解析処理

スモールメモリーカードにデジタル記録された全データを高速処理しスピーディーかつ詳細にホルタ心電図を自動解析します。(Liteでは一部の機能が制限されます)

2.多彩なレポートで確認も思いのまま

レーザープリンタにより、鮮明な波形および情報をプリントします。またフォームを選択することにより目的にあったレポートを作成できます。(Liteでは一部の機能が制限されます)

3.パワースペクトラム標準装備

HS1100に収録されているパワースペクトラムで、副交感神経や自律神経の評価を導き出すことが可能です。

4.編集後保存もワンクリック

HSマネージャーはカードやテープのホルタデータを登録・保存をし、約30秒間の波形を含む個々 の情報を見ることができますので、 患者データの取り違いを防ぐことができます。

よくある質問

Q.ホルター心電図で何がわかるの?

A.日常生活をしている中で不整脈や心筋虚血が起きているか、また動悸や胸痛等の自覚症状が心臓に起因しているものなのかどうかがわかります。
虚血性心疾患では、運動により誘発される労作性狭心症、夜間にのみ生じる異型狭心症のような病気の診断に有用です。

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